Privacy Awareness Weekについて

Privacy Awareness Weekの概要

アジア太平洋プライバシー機関(APPA:Asia Pacific Privacy Authorities)において、各参加機関は、毎年度事務局が定める月に「Privacy Awareness Week」を設定し、プライバシー問題と個人情報の保護の重要性に対する認識を高めるための活動を行うこととされており、2019年度は5月中に開始することと定められました。

個人情報保護委員会では、当委員会主催で開催する第51回APPAフォーラム及びG20サイドイベントを含む5月27日から6月3日までを、今年度の「Privacy Awareness Week」に設定することとしました。

個人情報お役立ちコーナー

<身近な事例を見てみましょう!>
個人情報マナー:企業・団体に個人情報を渡す前に「利用目的」を必ずチェック。

実際に起きた事例です!
小売店を営んでおり、人手不足のためアルバイトを募集していたが、なかなか人が集まらなかった。そのため、店のポイントプログラムに登録している顧客をアルバイトに勧誘しようと思い、事前にその顧客の同意を得ることなく、登録された電話番号に電話をかけそうになった。

ここがポイント!
個人情報取扱事業者は、個人情報を取り扱うに当たって、利用目的をできる限り特定しなければならず、本人の事前の同意がなければ、利用目的の達成に必要な範囲を超えて、個人情報を取り扱うことはできません。

個人情報マナー:卒業アルバムなどの名簿も大切な個人情報。なくさない、渡さない。

こんなケースに注意!
自治会で会員名簿を作成し会員に配付したところ、ある会員から会員名簿を紛失したと連絡を受けた。後日、名簿は会員の自宅から発見されたが、その名簿には会員の氏名、役職、住所、電話番号が記載されていた。

ここがポイント!
個人が持っている名簿でも、同窓会や自治会などの活動に利用している場合は、個人情報保護法上の規定が適用されます。会員に対して、名簿の紛失や転売をしないように注意喚起をすることが大切です。
個人情報保護法上の規定が適用される場合、漏えいや紛失等を防止するために必要な措置を講じる義務を負うことになります。また、原則として無断で第三者に提供することはできません。
近年、名簿などを悪用したセールスや詐欺等の被害も発生しています。皆様一人ひとりの適切な個人情報の取扱いが重要です。

個人情報マナー:携帯電話に届く身に覚えのないメールに返信しない、URLにアクセスしない。

こんなケースに注意!
クレジットカード会社から「緊急のご連絡」というメールが届き、記載されているURLにアクセスして表示されたページでID・パスワード・クレジットカード番号を入力してログインしそうになった。 ショッピングサイトから「あなたのアカウントが閉鎖されます!」というショートメッセージ(SMS)が届いたため、アカウントがなくなって困ると思い、記載されているURLにアクセスしそうになった。

ここがポイント!
ウィルスへの感染を防ぐため、不審なメールに記載されているURLへのアクセスや添付ファイルの開封は行わないようにしましょう。 電子メールアドレスを不正に取得されたことでフィッシングメールやマルウェアの送信を受け、被害が拡大する可能性があります。不審なメールには返信しないようにしましょう。

個人情報マナー:パソコンやUSBメモリーは、なくさない、データを漏らさない。

実際に起きた事例です!
顧客Aを訪問するため、社内の所定の手続を行った上で、顧客Aの個人データが記録されたUSBメモリを持ち出した。用件が終わり帰社しようとしたところ、顧客Bを訪問することを思い付き、一旦帰社することなくそのまま顧客Bを訪問した。顧客Bを辞去する際、顧客Aの個人データが記録されたUSBメモリが入った封筒を置き忘れそうになった。

ここがポイント!
個人データが記録された電子媒体を安全に持ち出す方法として、持出しデータの暗号化、パスワードによる保護、施錠できる搬送容器の使用などが有効です。また、個人データが記録された書類等を安全に持ち運ぶ方法としては、封緘、目隠しシールの貼付等を行うことが考えられます。

個人情報マナー:「うっかり」に備えて、ファイルには必ずパスワード。

実際に起きた事例です!
業務で使用している電子メールのメーリングリストに、複数の顧客、取引先等の連絡先を1つのグループとして登録しているが、特定の顧客の個人データが含まれる資料を添付したメールを、関係のない顧客にも送りそうになった。

ここがポイント!
電子メールを使用するにあたっては、誤送信等が生じないよう、送信する際の手続を定めるほか、送信時に宛先の確認等を行う工夫(例:送信者以外の者が宛先を確認する、「そのメール送信して大丈夫ですか?」といったポップアップが表示されるなど)をすることが重要です。

個人情報マナー:誰かの個人情報を他の人に伝えるときは、「その人に」必ず確認。

実際に起きた事例です!
学習塾で、生徒同士のトラブルが発生し、生徒Aが生徒Bにケガをさせてしまった。生徒Aの保護者は生徒Bとその保護者に謝罪するため、生徒Bの連絡先を教えてほしいと学習塾に尋ねてきた。学習塾では生徒名簿に記載されている生徒Bとその保護者の氏名、住所、電話番号を教えてしまいそうになった。

ここがポイント!
人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるときなどの例外事由に該当する場合を除き、個人データを第三者に提供する場合には、あらかじめ本人の同意が必要となります。

個人情報保護委員会におけるPrivacy Awareness Week

個人情報保護制度の広報啓発

  • ポスターの掲示
    地方公共団体庁舎等及び郵便局にポスター (69KB) を掲示します。

国際会議の主催

  • 第51回APPAフォーラム 詳細はこちらリンク先コンテンツを別ウィンドウで開きます
    概要 外国執行当局の方をお招きし、グローバルな規模での個人情報の保護と活用についての理解を深めていただくために、講演やパネルディスカッションを行う公開カンファレンスを開催します。
    日付 2019年5月30日(木)
    場所 ホテルオークラ東京
  • G20サイドイベント 詳細はこちらリンク先コンテンツを別ウィンドウで開きます
    概要 G20のサイドイベントとして、「個人データ国際セミナー~個人データの適切な保護と円滑な流通をグローバルに実現するために~」をテーマに、安全で自由なデータ流通の価値について議論するセミナーを開催します。
    日付 2019年6月3日(月)
    場所 ホテル椿山荘東京

個人情報の適切な取扱いの確保に向けて(個人情報保護委員会における主な広報活動)

事業者向け

  • 事業者団体等が開催する研修会等への講師派遣
    個人情報保護法の法制度周知のため、一定人数が集まる事業者団体が主催する研修会等に講師派遣を行っています。詳細はこちら
  • 注意情報
    セキュリティ関係、個人情報保護関係、マイナンバー関係等の注意情報を随時更新し、注意喚起を行っています。詳細はこちら

子ども向け

  • 子ども向けハンドブックの配布・動画(みんなの大切な個人情報)の公開
    身近な事例を題材にして個人情報の大切さを紹介しています。
  • 小学校への出前授業
    上記のハンドブック・動画を活用して、個人情報保護委員会職員が出前授業を行います。詳細はこちら