木田 俊昭 委員

木田 俊昭 委員(写真)

我々の生活にはたまにはデジタルデトックスが必要と言われるほど、スマホをはじめとするITツールを通じて、様々なデータが行き交っており、その中には各自のプライバシーの最小単位と言ってもよい「個人情報」が含まれています。それが悪用されれば、経済的損害や犯罪に巻き込まれることもあり、自ら注意して守ることは当然ですが、サイバー攻撃が日常的に高度化を続けていく世の中では、悪意による情報取得や、最低限な防御策が足りないことを含む過失による情報流出が行われないように、情報を取り扱う企業や団体が最善の対策を講ずる必要があります。

個人情報保護委員会は、国としてその手助けと監督を行うための法律やガイドラインを決めて運用するものですが、一方で様々なデータが人々の暮らしや企業の成長にもたらす恩恵は絶大なものがあり、個人情報が含まれるから流通に支障があるという足かせになってはなりません。保護を受けるべき消費者と、適正なデータ活用を図る企業や団体と、利便性の高い効率的な行政サービスとの関係を調整しながら、より良い社会の実現に貢献していくのが重要な責務と考えています。

私は民間企業で携わった、リスク管理/コンプライアンス/内部統制/コーポレートガバナンス、の経験を活かして、IT分野の知見の深い他の委員とは異なる視点で上記の業務の一端を担うことに努めてまいります。

略歴

昭和59年3月 早稲田大学政治経済学部経済学科卒業
昭和59年4月 丸紅(株)入社
平成24年4月 同 リスクマネジメント部副部長
平成28年4月 同 コンプライアンス統括部長
平成30年4月 同 監査部長
令和3年6月 同 常勤監査役
令和7年6月 同 理事
令和8年2月 個人情報保護委員会委員