個人情報保護委員会は、各国のデータ保護機関等で構成される国際的な協力枠組みに参加し、協力関係の構築や情報交換を行っています。
下図は当委員会の国際的な協力枠組みへの参加状況を示しています。
国際的な枠組みへの参加状況
GPA(世界プライバシー会議)
旧ICDPPC(データ保護プライバシー・コミッショナー国際会議)
各国のデータ保護機関、政府機関、事業者及び研究者等が参加し、国際的な個人データ保護の促進や強化等についての議論や情報交換を行う会議です。
当委員会は、平成26年度からオブザーバーとして参加しており、平成29年度から正式メンバーになりました。
過去の参加実績
- 令和5年度(GPA)
- 令和4年度(GPA)
- 令和3年度(GPA)
- 令和2年度(GPA)
- 令和元年度(ICDPPC)
- 平成30年度(ICDPPC)
- 平成29年度(ICDPPC)
- 平成28年度(ICDPPC)
- 平成27年度(ICDPPC)
- 平成26年度(ICDPPC)
IWGDPT(情報通信分野におけるデータ保護に関する国際ワーキンググループ)
データ保護プライバシー・コミッショナー会議の枠組みの下、ドイツ・ベルリン州のデータ保護コミッショナーの主導により、各国の個人情報保護機関、国際機関の代表及び研究者等が参加し、情報通信分野におけるプライバシー保護についての議論を行い、勧告を採択する会議です。
G7データ保護・プライバシー機関ラウンドテーブル
G7各国のデータ保護・プライバシー機関のコミッショナー級が参加し、DFFT(データ・フリー・フロー・ウィズ・トラスト)の推進に向けた各国の執行機関間の連携を検討するための会議です。
過去の参加実績
APPA(アジア太平洋プライバシー機関)フォーラム
アジア太平洋地域のプライバシーに係る執行機関が、協力関係の構築や情報交換を行うことを目的として年に2回開催される会議です。
当委員会は、平成26年度から、オブザーバーとして参加していましたが、平成28年6月、正式メンバーになりました。
http://appaforum.org/resources/media-release/appa-welcome-japan.html
第51回 APPA フォーラムの主催について
当委員会は下記のとおり第51回 APPAフォーラムを主催しました。
- 日程 :2019年5月29日(水)及び30日(木)
- 開催地:ホテルオークラ東京(別館)東京都港区虎ノ門2-10-4
※開催報告
過去の参加実績
- 令和6年6月
- 令和5年11月
- 令和5年6月
- 令和4年11月
- 令和4年7月
- 令和3年12月
- 令和3年6月
- 令和2年12月
- 令和2年6月
- 令和元年12月
- 令和元年5月
- 平成30年12月
- 平成30年6月
- 平成29年11月
- 平成29年7月
- 平成28年12月
- 平成28年7月
- 平成27年12月 (PDF : 172KB)
- 平成27年6月 (PDF : 165KB)
- 平成26年12月 (PDF : 211KB)
- 平成26年6月 (PDF : 236KB)
参考文献
過去のAPPAフォーラムにおいて共有又は紹介された、他の参加機関作成の資料について、事業者等の皆様の参考に資するため、その日本語仮訳を掲載します。
- ※ 全ての関係資料を掲載又は翻訳しているものではありません。
- ※ これらは参考のための仮訳であり、それらの公式の内容については原文を御確認ください。その利用について当委員会は責任を負いません。
- ※ 当該資料に係る当委員会の立場を表明するものではありません。
- ICT システムのための 「データプロテクション・バイ・デザイン」 のガイド(日本語仮訳) (PDF : 644KB)
- Guide to Data Protection by Design for ICT Systems (原文) (PDF : 535KB)
※ Personal Data Protection Commission, Singapore及びPrivacy Commissioner for Personal Data, Hong Kongによる
2019年5月31日付の共同作成文書
関連リンク
OECD(経済協力開発機構)
情報システム及びネットワークのセキュリティ、個人情報保護とプライバシーに関する政策の発展や国際協力の推進について議論するデジタル経済政策委員会デジタル経済セキュリティ・プライバシー作業部会等に出席しています。
- OECDデジタル経済セキュリティ・プライバシー作業部会
- OECDプライバシーガイドライン
- 令和4年12月(デジタル経済政策委員会閣僚会合)
- 平成29年5月
- 平成28年11月
- 平成27年6月 (PDF : 11KB)
- 平成26年12月 (PDF : 211KB)
- 平成26年6月
APEC(アジア太平洋経済協力)
APEC内におけるインターネット及びデジタル経済の発展を促進することを目的とし、個人情報の保護等の議論を行うデジタル経済 運営グループの会議等に出席しています。
- APECプライバシー・フレームワーク
- APEC越境プライバシールールシステム
越境プライバシールール(CBPR:Cross-Border Privacy Rules)システムは、事業者のAPECプライバシー・フレームワークへの適合性を国際的に認証する制度です。
APECの参加国・地域が本制度への参加を希望し、参加を認められた国がアカウンタビリティエージェント(AA)を登録します。このAAが自国内の事業者について、その申請に基づきAPECプライバシー・フレームワークへの適合性を認証します。
我が国は、2014年に本制度への参加が認められ、2016年1月に一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)がAAとして認定されました。また2016年12月には、JIPDECが初めてCBPR認証を行いました。なお、我が国におけるCBPR認証取得事業者は、次のとおりです(2024年1月現在)。
- インタセクト・コミュニケーションズ株式会社
- 株式会社Paidy
- 株式会社インターネットイニシアティブ
- PayPay株式会社
CBPR認証を受けたすべての事業者(我が国以外の事業者を含む)については、CBPRシステムのウェブサイト(英語)でご確認いただけます。
【関連リンク】
- APEC越境プライバシー執行のための協力取決め(仮訳) (PDF : 307KB)
個人データ国際セミナー(G20サイドイベント)
当委員会は下記のとおり個人データ国際セミナー -個人データの適切な保護と円滑な流通をグローバルに実現するために-(G20 サイドイベント)を主催いたしました。
- 日程 : 2019年6月3日(月)
- 開催地 : ホテル椿山荘東京 ボールルーム 東京都文京区関口2-10-8
※開催報告(日本語 (PDF : 2327KB) /英語 (PDF : 3046KB) )
CEATEC 2020 ONLINEセミナー
当委員会は下記のとおりオンラインセミナー ‐日米欧三極のイニシアティブによる信頼性が確保された個人データの自由な越境流通の促進に向けて‐ を開催いたしました。
- 日程:2020年10月22日(木)
- 会場:CEATEC 2020 ONLINE ウェブサイト(https://www.ceatec.com/)
- 詳細:開催報告 (PDF : 716KB)