第43回世界プライバシー会議(GPA)

委員長等が第43回世界プライバシー会議(GPA)に出席

令和3年10月18日(月)から同21日(木)にかけて、第43回世界プライバシー会議(GPA)がオンライン形式で開催され、当委員会より丹野委員長、浅井委員、麻田専門委員、新保専門委員等が参加しました。

18・19日のオープンセッション(民間等も参加可能)では、「プライバシーとデータ保護:人間を中心としたアプローチ」というテーマの下、様々な基調講演・パネルディスカッションが実施されました。

20・21日のクローズドセッション(政府関係者のみ)では、GPAの1年間の活動成果・今後の動きに関する報告が行われ、今後2年間の戦略計画についての議論、新型コロナウイルス感染症への対応やGPAのキャパシティビルディングを題材とした議論が行われました。また、昨今のプライバシー・データ保護に関する主要なトピックを反映した5つの決議案が採択されました。

当委員会からは、丹野委員長が、「Data Flows with Trust」と題した基調講演において、我が国の推し進めているDFFTの概要や当委員会のDFFT推進に係る取組及び今後の課題等について、講演(事前収録のビデオメッセージによるもの)を行いました。また、浅井委員が、執行協力をテーマとしたパネルディスカッションにパネリストとして登壇し、当委員会における他国との執行協力事例について紹介を行い、国際的な執行協力の重要性の高まりについて強調しました。さらに、麻田専門委員は、GPA COVID-19作業部会によって作成されたベストプラクティス集への支持を表明するとともに、我が国におけるワクチン接種証明書に関する当委員会の関与を紹介しました。

基調講演を行う丹野委員長
  • パネルディスカッションに参加する浅井委員
  • 発言を行う麻田専門委員