国際会議

個人情報保護委員会は、各国のデータ保護機関等で構成される国際的な協力枠組みに参加し、協力関係の構築や情報交換を行っています。

下図は当委員会の国際的な協力枠組みへの参加状況を示しています。

国際的な枠組みへの参加状況

当委員会の国際的な協力枠組みへの参加状況とデータ保護プライバシー・コミッショナー国際会議の位置付けを示しています
【図の説明】 APEC CBPR参加国:日本、カナダ、メキシコ、韓国、米国、オーストラリア、シンガポール、台湾、フィリピン APEC参加国:日本、カナダ、メキシコ、韓国、米国、オーストラリア、シンガポール、台湾、ニュージーランド、香港、 フィリピン、ブルネイ、ベトナム、中国、インドネシア、 マレーシア 、パプア ニューギニア、ロシア、タイ、チリ、ペルー。グローバルCBPR参加国:日本、カナダ、メキシコ、韓国、米国、オーストラリア、シンガポール、台湾、フィリピン、バミューダ島、モーリシャス、ドバイ国際金融センター、英国。 APPA参加国:日本、カナダ、メキシコ、韓国、米国、オーストラリア、シンガポール、ニュージーランド、香港、 フィリピン、マカオ、コロンビア、ペルー、マレーシア。 OECD参加国:日本、カナダ、メキシコ、韓国、米国、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、ベルギー、チェコ、エストニア、フランス、ドイツ、ハンガリー、アイルランド、イスラエル、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、リトアニア、スロベニア、スペイン、英国、スイス、トルコ、オーストリア、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、アイスランド、ラトビア、ポルトガル、スロバキア、スウェーデン、コロンビア、コスタリカ GPEN参加国:日本、カナダ、メキシコ、韓国、米国、オーストラリア、ニュージーランド、香港、フィリピン、マカオ、シンガポール、コロンビア、ベルギー、チェコ、エストニア、フランス、ドイツ、ハンガリー、アイルランド、イスラエル、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、リトアニア、スロベニア、スペイン、英国、スイス、トルコ、アラブ首長国連邦、ケイマン諸島、アルバニア、アルゼンチン、アルメニア、ブルガリア、欧州連合(EU)、ジブラルタル、ジョージア、ガーナ、ガーンジー、マン島、ジャージー、コソボ、北マケドニア、マルタ、モーリシャス、モルドバ、モナコ、モロッコ、ウクライナ、ラトビア、ブルキナファソ、カタール、ブラジル、バミューダ島、コートジボワール、ニジェール、ナイジェリア、ウルグアイ。 GPA参加国:日本、カナダ、メキシコ、韓国、米国、オーストラリア、ニュージーランド、香港、フィリピン、コロンビア、ベルギー、チェコ、エストニア、フランス、ドイツ、ハンガリー、アイルランド、イスラエル、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、リトアニア、スロベニア、スペイン、英国、スイス、トルコ、ケイマン諸島、アルバニア、アルゼンチン、アルメニア、ブルガリア、欧州連合(EU)、ジブラルタル、ジョージア、ガーナ、ガーンジー、マン島、ジャージー、コソボ、北マケドニア、マルタ、モーリシャス、モルドバ、モナコ、モロッコ、ウクライナ 、オーストリア、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、アイスランド、ラトビア、ポルトガル、スロバキア、スウェーデン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルキナファソ、コートジボワール、カーボベルデ、コスタリカ、欧州評議会、クロアチア、キプロス、国際刑事警察機構、リヒテンシュタイン、マリ、モンテネグロ、ルーマニア、セルビア、セネガル、チュニジア、南アフリカ、ウルグアイ、アンドラ、ベナン、ペルー、チリ、アラブ首長国連邦、バミューダ島、ガボン、OECD、サン・マリノ、サントメ・プリンシペ、ケニア、ブラジル、ニジェール、ナイジェリア、カタール、カザフスタン、モーリタニア、ウガンダ、ジンバブエ。G7参加国:日本、カナダ、米国、フランス、ドイツ、イタリア、英国。 の令和7年6 月時点の参加状況を重ねた図で、各国の重複状況がわかるようにしています。

GPA(世界プライバシー会議)
旧ICDPPC(データ保護プライバシー・コミッショナー国際会議)

各国のデータ保護機関、政府機関、事業者及び研究者等が参加し、国際的な個人データ保護の促進や強化等についての議論や情報交換を行う会議です。

当委員会は、平成26年度からオブザーバーとして参加しており、平成29年度から正式メンバーになりました。

過去の参加実績

IWGDPT(情報通信分野におけるデータ保護に関する国際ワーキンググループ)

データ保護プライバシー・コミッショナー会議の枠組みの下、ドイツ・ベルリン州のデータ保護コミッショナーの主導により、各国の個人情報保護機関、国際機関の代表及び研究者等が参加し、情報通信分野におけるプライバシー保護についての議論を行い、勧告を採択する会議です。

G7データ保護・プライバシー機関ラウンドテーブル

G7各国のデータ保護・プライバシー機関のコミッショナー級が参加し、DFFT(データ・フリー・フロー・ウィズ・トラスト)の推進に向けた各国の執行機関間の連携を検討するための会議です。

過去の参加実績

APPA(アジア太平洋プライバシー機関)フォーラム

アジア太平洋地域のプライバシーに係る執行機関が、協力関係の構築や情報交換を行うことを目的として年に2回開催される会議です。

当委員会は、平成26年度から、オブザーバーとして参加していましたが、平成28年6月、正式メンバーになりました。

http://appaforum.org/resources/media-release/appa-welcome-japan.htmlリンク先英語サイトを別ウィンドウで開きます

第62回 APPA フォーラムの主催について

当委員会は下記のとおり第62回APPAフォーラムを主催しました。

  • 令和6 ( 2024 )年11月26日(火)及び27日(水)
  • 開催地:ザ・リッツ・カールトン東京

開催報告

過去の参加実績

参考文献

過去のAPPAフォーラムにおいて共有又は紹介された、他の参加機関作成の資料について、事業者等の皆様の参考に資するため、その日本語仮訳を掲載します。

  • ※ 全ての関係資料を掲載又は翻訳しているものではありません。
  • ※ これらは参考のための仮訳であり、それらの公式の内容については原文を御確認ください。その利用について当委員会は責任を負いません。
  • ※ 当該資料に係る当委員会の立場を表明するものではありません。

※ Personal Data Protection Commission, Singapore及びPrivacy Commissioner for Personal Data, Hong Kongによる
2019年5月31日付の共同作成文書

関連リンク

OECD(経済協力開発機構)

情報システム及びネットワークのセキュリティ、個人情報保護とプライバシーに関する政策の発展や国際協力の推進について議論するデジタル経済政策委員会デジタル経済セキュリティ・プライバシー作業部会等に出席しています。

グローバルCBPR

越境プライバシールール(CBPR: Cross-Border Privacy Rules)システムは、越境する個人データに関して、企業等が個人情報保護に係る一定の要件を満たしていることを国際的に認証する制度です。当該制度への参加を認められた国及び地域が認証機関(AA: Accountability Agents)を登録し、この認証機関が企業等について、その申請に基づき審査を行い、認証します。

CBPRシステムは、これまでAPECにおける制度として実施されてきましたが、2022年4月に、APECの枠にとらわれず、より広範囲での個人データの円滑な越境移転や各国における規律の相互運用性を促進させること等を目的として、世界中の国及び地域が参加可能な枠組みである「グローバルCBPRフォーラム」の設立が宣言され、APEC域外からも参加可能な枠組みとなりました。2024年4月には、グローバルCBPRシステムの稼働に必要な文書がフォーラムにより公表され、2025年6月2日から、認証機関による認証付与が開始され、グローバルCBPRシステムが稼働しました。

我が国におけるグローバルCBPR認証取得事業者は、次のとおりです(令和7年6月現在)。

  • インタセクト・コミュニケーションズ株式会社
  • 株式会社Paidy
  • 株式会社インターネットイニシアティブ
  • PayPay株式会社

我が国では、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が認証機関として認定されています。

CBPR認証申請をご検討されている事業者は、JIPDECのウェブサイトをご確認ください。

CBPR認証|一般財団法人日本情報経済社会推進協会リンク先コンテンツを別ウィンドウで開きます

グローバルCBPR認証を受けたすべての事業者(我が国以外の事業者を含む)については、グローバルCBPRフォーラムのウェブサイトでご確認いただけます。

グローバルCBPRフォーラムのウェブサイト(英語) リンク先コンテンツを別ウィンドウで開きます

APEC(アジア太平洋経済協力)

APEC内におけるインターネット及びデジタル経済の発展を促進することを目的とし、個人情報の保護等の議論を行うデジタル経済運営グループの会議等に出席しています。

個人データ国際セミナー(G20サイドイベント)

当委員会は下記のとおり個人データ国際セミナー -個人データの適切な保護と円滑な流通をグローバルに実現するために-(G20 サイドイベント)を主催いたしました。

  • 日程  : 2019年6月3日(月)
  • 開催地 : ホテル椿山荘東京 ボールルーム 東京都文京区関口2-10-8

※開催報告(日本語 (PDF : 2327KB)リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます /英語 (PDF : 3046KB)リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます

CEATEC 2020 ONLINEセミナー

当委員会は下記のとおりオンラインセミナー ‐日米欧三極のイニシアティブによる信頼性が確保された個人データの自由な越境流通の促進に向けて‐ を開催いたしました。