欧州委員会マグラー委員との会談(令和7年9月)
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左からマグラー委員と手塚委員長 -
令和7年9月18日、手塚委員長は、東京において、欧州委員会Michael McGrath委員と会談を行いました。
日EU両者は、EUによる日本への十分性認定の対象範囲を学術研究分野及び公的部門に拡大するための継続中の協議における、著しい進展について議論しました。特に、同分野における協力に大きな相互利益をもたらすものとなる、学術研究分野における協議が成功裏に終了したことを歓迎しました。また、両者は、公的部門への十分性認定の対象範囲の拡大に関する協議を更に強化することを決定し、この共同作業の進捗を年末までに確認することで一致しました。
この会談は、相互認証の第三国への拡大、異なる法域で使用されているモデル契約条項の接続又はOECDの「民間部門が保有する個人データに対するガバメントアクセスに関する宣言」のような国際文書への準拠の推進といった取組を通じて進められる、信頼性のある自由なデータ流通(DFFT)の推進に対する双方のコミットメントを再確認する機会ともなりました。
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会談の様子