欧州委員会マグラー委員との会談(令和7年4月)

欧州委員会マグラー委員との会談(令和7年4月)

  • 左から大島委員とMichael McGrath委員
  • 令和7年4月9日、大島委員は、ベルギー・ブリュッセルのEU本部において、欧州委員会Michael McGrath委員と会談を行いました。

    日EU両者は、EUによる日本への十分性認定の対象範囲の拡大に係る協議は、特に学術研究分野において大きく進展していることを踏まえ、迅速に妥結させることを視野に入れ、今後数か月以内に協議を更に進展させていく決意を確認しました。

    また、日EU両者は、2024年3月に欧州委員会が立ち上げた「十分性ネットワーク」の枠組みでの協力を含め、価値観を共有する関係各国及び地域と共に、信頼できるデータ流通の構築に向けた協力をステップアップすることでも合意しました。具体的には、相互認証を新たな国々へ拡大していく、異なる法域で使用されている多数のモデル契約条項に「架け橋」を設ける、OECDの「民間部門が保有する個人データに対するガバメントアクセスに関する宣言」などの国際文書への準拠を推進する、といった取組が考えられ、これらの共同作業を進めるため、大島委員とマグラー委員は、定期的な会合を開催することに合意しました。

会議の様子