令和2年1月30日、熊澤委員は、欧州委員会ヨウロバー副委員長及びレンデルス委員とそれぞれ会談を行いました。
会談では、当委員会が進めている、信頼性のある国際的な個人データの越境移転の枠組み構築に向けた取組について、引き続き協力していくことについて確認しました。
また、個人情報保護法第24条に基づくEU指定に関する見直し、及びGDPR第45条に基づく我が国の十分性認定に係るレビュー(注)について、日EU間の円滑な個人データ移転のための枠組みを維持するために、密接に連携していくことで一致しました。
(注)欧州委員会は、我が国に対する十分性認定について、十分性認定の通知日(平成31年1月23日)から2年以内、及びその後4年ごとに、レビューを行うとしています。また、当委員会においても、EU指定に関する見直しを、指定の日(同1月23日)から2年以内、その後少なくとも4年ごと、及び当委員会が必要と認めるときに行うこととしています。
さらに、欧州委員会からは、「個人情報保護法いわゆる3年ごと見直し制度改正大綱」(令和元年12月13日公表)等の内容について、技術的な対話を行いたいとしつつ、概ね好意的な意見が示されました。