第三者が作成したプラットフォームやアプリを活用する場合の留意事項

第三者が作成したプラットフォームやアプリを活用する場合の留意事項

一部のQRコードにおいて、特定のQRコードリーダーで読み取った際に、適切な説明がないまま、読み取った利用者の位置情報等が、QRコードを作成、設置した事業者等に提供される事案が発生していました。本件につきましては、位置情報が提供されないように措置がなされておりますが、スマートフォンアプリ等、第三者が作成したプラットフォームやアプリを活用する場合には、以下の点にご留意ください。

位置情報についても、特定の個人を識別することができる場合(他の情報と容易に照合することで識別することができる場合を含む)には、個人情報となります。

事業者さまへ

インターネット上で、第三者が作成したプラットフォームやアプリ等のサービスを利用して、利用者から送信される情報を取得する場合には、サービスの内容を十分確認しましょう。利用者から送信される情報を取得する際は、個人情報に該当するかどうか確認し、意図しない個人情報の取得が行われないよう注意しましょう。利用者の個人情報を取得する場合には、利用者が十分に認識できるようプライバシーポリシー等においてわかりやすく明示することが必要です。

利用者のみなさまへ

インターネットサービスを利用するみなさまにおいては、サービスを提供する事業者の利用規約やプライバシーポリシー等を十分に確認し、提供する情報の内容や利用目的等を踏まえ、サービスの利用について適切に判断してください。

第三者のプラットフォームやアプリを利用する場合における情報の流れのイメージ
消費者庁イラスト集より