開催概要
令和3年11月9日に、オンライン形式により、「認定個人情報保護団体セミナー~認定個人情報保護団体制度に新たに求められる役割・期待~」を開催しました。
当委員会では、これまで、認定個人情報保護団体制度の周知を目的に、シンポジウムを3回開催してきましたが、本年度は、対象を個人情報を多く取り扱う業界の団体等に絞って、より実務的・実践的な内容を情報発信していくことを目的に、セミナー形式で開催しました。
既に認定個人情報保護団体(以下、「認定団体」という)として活動されている団体や、認定団体制度にご関心のある団体ほか、多くの方にご参加いただきました。(申込者127名、参加者110名)
- 基調講演
- 基調講演では、牛島総合法律事務所 弁護士 影島広泰氏より、民間における個人情報保護に向けた自主的取組の重要性について、豊富な実務経験を踏まえてご講演いただきました。
- テーマ講演
- 続いてテーマ講演では、「認定個人情報保護団体制度への期待」と題し、当委員会としての民間自主的取組への期待について、認定団体制度を中心にご説明しました。
- パネルディスカッション
- その後は、パネルディスカッションとして、実際に認定団体としてご活躍されている3団体にご登壇いただき、活動の概略や重点取組分野、苦労していることやモチベーションアップとしていることなど、三者三様の活動状況をお話しいただきました。
認定団体制度を含む民間自主的取組の重要性が増している中、ご参加の皆様に、今後の活動に有用な情報をお伝えいたしました。
当日のプログラム
- 1. 主催者挨拶個人情報保護委員会事務局 審議官 佐脇 紀代志
- 2. 基調講演 「民間における個人情報保護に向けた自主的取組」牛島総合法律事務所 弁護士 影島 広泰氏
- 3. テーマ講演 「認定個人情報保護団体制度への期待」個人情報保護委員会事務局 参事官 赤阪 晋介
- 4. パネルディスカッション「認定個人情報保護団体として活動して」
~認定個人情報団体であることの意義、苦労、そして今後の取組~- パネリスト
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- 一般財団法人日本情報経済社会推進協会 認定個人情報保護団体事務局グループリーダ 奥原 早苗氏
- 一般財団法人日本データ通信協会 電気通信個人情報保護推進センター次長 谷本 宏昭氏
- 工業会 日本万引防止システム協会会長 稲本 義範氏
- モデレーター
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- 個人情報保護委員会事務局企画官 矢田 晴之